具体例/整骨院
ようこそいらっしゃいました。
「看板は儲ける道具である」 このフレーズに決定的なヒントがあることに気づいてください。
道具。 ・・・ 「道具」として位置づけしていることに気づいてください。
道具は皆さんはどのように扱われていますか?
適材適所、目的を果たすために用途に応じたものを使う。
道具がなくてはできないことがいっぱいある。
ときには過酷に使われて変形したり、壊れたりすることもあるでしょう.
道具は自分の手足として、いつも使い続けるものです。
設備なら設置してしまえばその役目は終わりでしょうが、道具は違います。
看板も道具です。
適材適所、目的に応じたものを買い求め、使いこなしてください。
そこで、どんな場合にどんな看板を使ったらよいのかお教えしましょう。
これは、ある整骨院の依頼で、デザインしたものです。
これを基にお話し致しましょう。
![](kanbandgpht1)
この整骨院は生活道路に沿った、比較的わかりやすい場所にあるにもかかわらず
看板が目立たないので、院の存在を知らない人が多いそうです。
右のほうに緑色の看板があります。
これが見えないのかと思いますが、殆どの人は無意識に通りすぎてしまうのです。
まして、緑色は後退色、収縮色なので目立ちません。
ただ、緑色は健康のイメージを持つ色なので、使いたい気持ちはわかります。
そこで
上のような看板を提案しました。
なぜこのような看板が良いのか、 おわかりですか?
私の論文 「これを知らずに看板を作るな」 でご説明しておりますが、
客はお店に来るのではなく、そこに望むものがあるから来るのです。
肩が痛くて悩んでいる人は、なんとか肩こりをなくしたいと思っています。
ですから、「肩こり解消」 という文字があれば印象に残ります。
「おっ、ここは自分を受け入れてくれる」という感じで共鳴します。
緑と黄色に明暗差をつけてよく見えるように提案しました。
すると、下図のようになるのです。
![](kanbandgpht2)
如何でしょうか、みなさん。
容量の関係で、写真をハッキリできませんが、前方に走っている車に目線を合わしても
右のほうが気になりませんか。
そして、一撃必殺 「肩こり解消」 とあります。
これが、パッ・ピン・ヨシ看板なのです。
これはほんのさわりなので、もっと詳しくご説明します、お楽しみに・・・。
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